女性、自慰行為、そしてアクティビズムしての交流

大学の4年生が多くいるゼミに呼ばれ
日本の女性文化の中における
自慰行為について話した。
自慰行為についても語っている人がいる文が読める
私の好きな本はちなみにコレ:

売る売らないはワタシが決める―売春肯定宣言 売る売らないはワタシが決める―売春肯定宣言

著者:要 友紀子,小林 のん,滝波 リサ,国江 響子,佐藤 悟志
販売元:ポット出版
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学生は15~20人ほどいて、アジア系、インド系、日系、日系と他の人種のミックス、
アングロ系(いわゆる白人)とかなりバランスよく混ざっていた。

そこには私よりちょっと年上の日本人友人Kさんもゲストで来た。
Kは自分がそのゼミに呼ばれないのがおかしい、と素直?に
悔しがっていたのだが、まあ呼んでくれた人の興味によるだろうからね。
んでどんな理由か知らんが私のトークに来たい、というので特別に部外者として
ゼミに参加。

まあゼミ自体はスライドを使って見せたり話したりして
学生も結構興味深く取ってくれたようだ。
学生が質問しやすいように
私も計らって初めから一人一人自己紹介させて
興味を聞いたりしたので、まあ質問もしやすい話しやすい
空気が作れたと思った。まあこちらでは
”ある程度の信念を持ったフェミニスト”なら
こういうアプローチは当然だと私は思っている。

その場で話す側、聞く側とある程度の上下の差はあっても
その場で学んだり一緒に対話していく上で横の関係はできても
上下の関係は特に必要ない。
だからお互いの背景をちょっとでも知って
メモも取ってから話し始めて終わって
また話す、というアプローチ。

Kはフェミニズムは学ばないといけない、と思ってても
”私はフェミニストとは違うし~”
なんて言うエセ・フェミニストなので
こういったアプローチがどんな意味を持っているか
とかはわかっていないしわかってもらおうとも思ってないのだけど
後から
”トークで結構学ばせてもらったよ”
と言っていた。まあ何を学んだかは知らないが
”いい先生だと思ったよ”
なんて好い加減な感想も言っていた。

このゼミにいた日系学部生のR君がいるんだが
彼とこのKはちょっと前から仲良くしているみたいで
名前だけは聞いていた。しかもこのゼミで
一番面白くて良い質問をしてくれたのもこのR君だった。

トピックがトピックだけに、北米の女性も男性も
話しにくいことなのでまず始めに
”ちょっと話しにくい?どう?”
なんて聞いたらそんなことはないよ、と首を振る女生徒が多かった。
そして話しをするうちに
やっぱり北米のほうが女性同士でも自慰行為の話しはできないよー、とのこと。
それは日本もそうだとしてもやっぱり北米のほうが
その点での自由さが欠けてる、という話しで同意。

そんな話しは特に男子も黙りそうだけどこのR君だけは
ちゃんと的を得て質問してたんだよね。
偉いぞ、がんばれ!
今年から日本の高校に教えに働きに行く彼を
応援するぞ、私は!
口だけで実際は権力行使で日頃からの行動から変えようということに
興味のないのエセ・フェミニスト(友人Kだけではなく一般にも)
よりも彼のような存在のほうが期待できそうだ。

Rには先日車で送ってもらって
”とっても面白い話だったよ。聞けてよかった”
と言ってもらえたなあ。
時々私のような行動派のアクティビストの態度をどーのこーの言う
チンカス教師達もいるけども(笑)
そんな人たちよりちゃあ~んと
理解を表現できる人との付き合いのできる
学部生の子のほうが未来はあるな!

と核心した良い経験でした。
やっぱり経験は財産でそこから色々と学べるもんです。
人に必要とされることは本当に有難いことだわ。

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未知との遭遇 第三弾 50代女性の性

それでやっぱり書きたくなる老いと性。
実はTさんの性というのにも私はとっても興味があった。
彼女はおっとりした女らしいところから結構もてるんだけども
そこはすぐ人と寝たりはしないのでどう考えてるのかなー
というのがあった。
そしたら彼の話のついでに面白い話が聞けた。
”私もどーせだめだろうからいいや、って思ってたのよね”
行為の話にこう言い出した。
ちょっとTさんの残念な気持ちが伺える言葉だ。
やっぱり彼を好きで愛する相手と見極めてきたのだろうから
もちろんそういう行為も普通に考えるだろうけど
Tさんは日頃自分でそういったことを話す事はなかったから
興味深かった。
実際私が普段アホみたいに性の話を良くする時もあるので
それには”オホホホー。面白いわねえ〜、あなた”
と確実に喜んでもらっていたのだけど(時々笑いすぎて止まらないTさん)
やっぱり普段から彼女自身のお話を聞く事はなかった。
聞けば答えてくれるんだろうけども
自然ではなかった。

だからTさんの性を考えて年を重ねて行く女性達の性というのを
もっともっと考えて研究?していきたいと思う。
これは前から思っていたけども実際にフランクに話してくれる人は
少ない。良く話す筆者も実は珍しいと言われるのだから
そりゃあ年配の人も簡単ではないだろう。
逆に明治の女性だったらもっとオープンで話してくれたのかもしれない。
筆者のヒイばあさんはぶっちゃけキャラで明治の強くて
頑固な代表をしていたらしいが。
でも昭和になるにつれて女性も保守的になってしまい
性の話が段々とされなくなった。まあ政府や教育のコントロールが
もちろん関わっていますが。

ということで先があまりない、という彼の状態もあることだし
筆者はTさんと一緒に考えてどうやって先の計画を立てようか、という
話をしたりする。先日はTさんは彼と一緒にいたいから早くリタイヤしてもいいかな
って思ってるのよ、って言っていた。今まではそう思ってなかった。
それで私も
”やっぱり現実的に考えて2人の時間や思い出を作るのがいいかもしれませんね。
あと友人では銀行に2人一緒の口座を作って旅行などの特定の計画のために
少しずつ2人でためて行く、ってやり方してましたよ。これもいいと思いますよ、
金額が増えるたび進んでいる、って気持ちにもなるし”
と話した。Tさんは結構感心して聞いていた。
元々Tさんにサジェスチョンをすることは良くあるのだけど
Tさんもいつも気にかけて助けてくれるので
心からいいと思ってサポートしたいことは話していきたい。

つうわけで女性の性と男性の性、これはヘテロ(異性愛)バージョンだけども
年配のカップルの話で、日本では特に年配の人間には性がない、と
言われたりする節があるし明らかにされないことが多いので
私はこれを立派なクイア性と見て語っていきたいなあ〜と思う。
ついでに色んな性行為に関わるお話やサジェスチョンも
どんどんTさんと話して行こうとも思っている。

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未知との遭遇 第二弾 死ぬ事が前提の交際

”もう先が長くないからどうしよう、って思って”
好きな人が75歳ということがわかって交際を始めると
色々と先を考える事がでてきてかなり他の交際の仕方とは違ってくるというのが見えて来た。

先週に書いた75歳の彼と付き合っているという友人Tさんは
50代です。というのもいつも聞いてもちゃんと教えてくれない。
じゃあ50代で、前半ですか、と聞くとそんな感じよ、と
という曖昧な返事しかくれない。まあそれでTさんは
相手の方(もうじいさんという呼び方は爺さんアイデンティティーを
自認している訳でもなさそうなので不適格だろう。名前忘れたので彼、と呼ぶ)
は年上といっても60代だろう、と思ったそう。
それにメールで書く日本語と英語の文が抜群に素晴らしくて感動してしまい
いつも話になると”メールの文が凄いのよ、ほんと”
と言っていた。それであるときメールで75歳なんだ、とカムアウトされたらしい。
徒歩で数分の近所に住んでいるじいさんは文で勝負!みたいな
ところもあったんでしょうねえ。
でもその気持ちもわかる。
私も一度90代の男性に惹かれてしまったことがあるから。
彼はアメリカ政府や文化に反逆的で国を出た人。
それでセクシュアリティーも探求して
色んな女性や男性とも経験した、とふつーに詳細にわたって
淡々と語っていた。90代で体は弱っていても
観念や哲学はそのままですげえ、かっこい〜、せくすい〜と思ったのだった。

まあだけどこのTさん、やっぱり現実を考えて
将来の話を彼としているらしい。
それでTさん、
”やっぱりあと5年でも楽しく幸せに暮らせたらいいな、って思ってるのよ”
という。75歳だから寿命を考えてあと5年かもと計算した上での理解だ。
なかなか寿命を考えて相手との付き合い方を考えるというのも
不思議だ。もちろん病人で先が長くない、と言われている人にとっては
常に頭にあることだろう。だけど病人ではなく、ゴルフにダンスに
カラオケ大会にとハッスルし過ぎじゃないか、と言われるくらい
積極的に人生をインジョイしている彼に先は5年、と考えるのも
辛いだろうし、現実味があるようでないような話だ。
体がどれだけ健康でも老いというものは限界を与えてくるもで
先のことを予定する時にはスパッと現実に帰り
バカが付きそうなくらい健康な人も死ぬ事を前提に物事を進めていく。
老いとは不思議なものだ。

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未知との遭遇:75歳の男との交際

ってわたくしではありません、残念ながら。
こちらでの日本人友達でいつもお世話になっている
大学関係者の優しくて可愛らしい友人のTさんがいます。
彼女は私よりも結構年上なんだけども
10人兄妹の末っ子だからかかなり
マイペースでお嬢さんというかマダムみたいだけども
我がまま言葉が昔の小津映画に出てくる女優さんのような言葉で
それで嫌と言えないのですぐ人に利用されてしまって
コンピューターを使った仕事にしているのに
ブラウザの履歴機能を先週私が言うまでしらなかったり
車の運転も驚く程下手で
縦列駐車は大得意の私がいつも代わりにやって
あげたりするまあほんと可愛らしい方なんです。

北米にいると年配の方達の恋愛文化というのが日本と違うのが
良くわかり、友人のお母さん並みの年代の人のお母さん(すなわち
おばあちゃん達ね)が誰とデートしたけど別れたとか浮気した、とか
取り合ったとか色々と聞く事が多い。
老人の性というのにも興味がある筆者としては
老人ホームのような年配男女の共同生活の中での
恋愛や女性達の性を語った浜野さち監督の”百合祭”をお勧めしますが
まあそんなこんなで日本の方達も北米では年をとっても
恋愛は結構積極的にしてるんですね。

まあそんでそのTさんに最近年齢をサバ読んでいた
彼氏が出来て、その彼の年齢はぬあんと75歳だったんですよー!

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日系アメリカ人俳優カミングアウト&ヤオイ

10月末頃のニュース、「スタートレック」のジョージ・タケイ、同性愛を告白という記事がサブカルファンを賑わせた、と思う。

と思う、というのは彼はテレビ以外の舞台、北米版ヤオイ文学、ヤオイ漫画でとっても人気のある受け身キャラとして長年描かれていて、その筋では有名だったからである。でもあくまでも想像、妄想の世界で。まず、その背景をちょっと説明します。

タケイは70年代ぐらいからやっているスタートレックというSFドラマにMr. Sulu役で出演していた人で(たくさんシリーズが出ているから多分全部ではない)筆者が知っているうちではたまたま合わせてしまったチャンネルでスタートレックの昔の再放送がやっていて、アジア人男が一人いつもいるなあ、という程度。まあこんな大人気ドラマに日系が出ているのは凄く珍しいのでとりあえず認識はしていた。と、思ったら、実は韓国系の男性、Harry Kimというのもでていたようだ。言われればそんな人もいたような・・・

それでこの記事の顔を見ると、そういえばあのアジア系の役の人の面影あるなあ、でもこんなにおっさんになっちゃってるということは彼はかなり若い、昔の時の出演だったんだなあ、と思った。彼の現在とスタートレック時代の写真がたくさん見られるページではなかなかダンディな現在の彼と可愛い昔の彼の違いが良く見れる。

それでスタートレックと言えば欧米、特にアメリカ、カナダの熱狂的なコアなヲタクファンが多い。以前ちらっと書いてこともあったが、彼らには一般的なインテリや、頭の良いユダヤ系ファンも多かったりする。それでもちろん色々な社会階級の人間もいるが裕福なファンも少なくない。

そしてそんなコアなファンは”トレッキー”と呼ばれ、トレッキーのための学会なんぞも定期的に行われ、チャラクターグッズはもちろん、コスプレ関係やハイテク機械(スタートレック電話はもちろん、コンピューター、キーボード、なんでもあり)などたくさんの人が購入できるので多くの金が動く。なんといっても現在も大人気で過去や現在のシリーズに出演中の俳優も招待されイベントに出てサイン会などもある。俳優という出演者はもちろん、スタッフなども貴重な関係者で、スタントマンやスタントウーマンなども呼ばれる。

そして執筆すべきはトレッキーにはヤオイファンが多くいるところ。
現在日本の少女達はボーイズラブ系、などと言うらしいが、イワユル
異性愛者の女性が描く男性同士の性的絡みの文学や漫画作品。
欧米のトレッキーの主に女性異性愛ファンでヤオイ文学を描く人が
たくさんいる。異性愛者と自負する男性でヤオイを描くのもいたり、
レズビアンを自負するヤオイアーティストもいるんだけど(もちろんゲイの
絡みを描く人です)まあとりあえず主に異性愛者の女性。

ここでその作品をアップしようとかなり探したんだけども
文学は良く拾えても絵が拾えない。だから残念ながら絵を見るところまで
連れて行けないんだけども絵というのも文学の中の挿絵として使われるものも多く、それはなぜか”ギリシャの彫刻の絵、調”になってたりする。
男性同士の素敵な絡み、というとやっぱりこっちの文化のファンタジー、理想の図がもちろん入ってきて、筋肉がついたセクシーな男二人というと
とりあえずギリシャ神話が手っ取り早く頭に浮かぶ、っていうのもあると思う。

とにかく、そういうトレッキー、ヤオイファンにとってはMr. Suluは
絡みの中では受け身として使われやすいキャラだろう。アジア系の小柄な男性、というとどうしても受け身に見られるところがある。
そしてそういうのばっかりを想像と妄想で描いていたヤオイアーティストにとってはタケイがゲイとして告白してことはそれこそ萌えるどころか狂気になるほどの喜びだったに違いない。あながち妄想でも想像でもなかったようだし。そしてググったらこんなコメントもあった。

Mr. Sulu gives the Star Trek Slash Writers a BIG gift
(Mr. Suluはスタートレックのヤオイアーティストに凄いプレゼントをした)

Oct 28 2005, 05:13 PM writes:
Probably a lot of happy slash-fiction writers out there now...
(多分このニュースを聞いて幸せに感じてるたくさんのヤオイアーティストがいるだろうね)

いやあ、ほんとに筆者が思ったのもこれで。
もうヤオイファンの思うつぼじゃないの、と。

だけど夢(?)を地で与えてくれたような気もする
タケイ、日系俳優としてのアウトは史上初めてのような気もする。
彼の勇気に拍手だ。

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モダンダンスとトルコとセクシュアリティー 2

筆者が北米西にあるある大学に一時在籍していた時、モダンダンスを選考していた友人Iと仲良くしていた。
Iと初めて会ったのは文化人類学の授業だった。Iはクラスの後ろのほうで一人で偉そうに座っていた。偉そうに、というのも、体は小さくて、ぽっちゃりで、髪の毛は赤くチリチリなんだが、
両足を前の席に掛けて、意見を言うときもその格好でちょっと目立った。まあ、小さいのに生意気そう、という感じ。でも話したことはなかった。そのクラスには既に二人仲のいい友人がいた。

その頃色々な国から学生が来て”同性愛者の学生の学会”のようなものが行われていた。
この大学が主催していたので、ちょっと寄ってみることにした。
そしたらそこにIがいたのだ。
お互いあ!って感じでちょっと話し出した。
住んでいるところも同じどでかい寮だったことが判明し、良く遊ぶようになった。

Iは大学のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランス)グループのようなところに顔を出すらしく、色々と紹介してくれた。Iは人柄に惹かれるらしく、決まったジェンダーを好む人では
なかった。ちょっと大人しい感じの同年代が年下の男性と付き合っていたようだ。

良く遊ぶうちにIの好きだった女性の写真や話を聞いた。
Iは初めマサチューセッツ州の結構良い大学と言われるとこにいたらしく、
それでマサチューセッツ州はフェミニストやレズビアンを受け入れる文化が
あるので結構色々と勉強ができたらしい。
そしてIはユダヤ系だったようで、ユダヤ系レズビアン作家、Adrienne Rich (エイドリアン・リッチ)のことを話してくれた。(この作家は”強制異性愛”という世の異性愛がどうして"選択”したものと取られないのかという視点を含め、非常にわかりやすく鋭い記事を書いている。大島か
おり訳『血・パン・詩―リッチ女性』晶文堂,1986年・邦訳1989年。)

さてさて、Iの誕生日パーティーの時だったか。色んな友人を誘い寮のラウンジを
暗くして遊んだ。Iは実は人類学とダンスのダブル専攻をしていて、ダンスの
友人も多く来ていた。音楽に合わせ、体を密着したまま動く、というダンスを
やっていた。男女ともに折り重なり、絶対に体をいつもどこかくっついていないと
いけない、というダンス、というか動き。これは筆者は初めて目の前でみた。
ゆっくりの動きに5,6人の男女が重なって終わりのないダンスをする。
Iに、”フローも入って!”と半ば強引に誘われ試してみたが
なんかそういったモダンダンスは初めてで拒否反応を起こしてしまった。
途中まではへ〜と思いながら見よう見まねでやってみたがだんだん
”自分はなにやってんだ?”という気になり、やめてしまい、まわりを白けさせたような。
ゲイの男性も結構いて、色々と話をした。
自慰行為のやり方など(ってなんでその話・・・)
覚えているのがIは自慰行為は常に唾をたっぷりつけて行うと話していたこと。
知りたくないかもしれないが
北米の女性の間では唾をつけての自慰行為が世間一般なのかもしれない。

まあとにかく、Iはトルコの話をしてくれて、トルコで付き合った男性の話をしてくれた。
彼とはとっても気があって、彼のその大人しいところも、背の小さいところもいい、と。
そしてHが素晴らしい、天国に二人で上るようだ、と話していた。
すげえなあ、と思っていた。Iはとっても情熱的な女性だった。

そしてちょっとして、Iはトルコに留学することになった。
その彼氏と婚約していたようだったが別れてしまったようだ。
そしてトルコはイスラム教の人間も多いことから同性愛はご法度なんだが
ほんとーに、一部、隠れて同性愛グループがあったようでそこにIは
通って、彼女を作ってラブラブだったらしい。
トルコのその女性はレズビアンという自認があったようだが
実際に女性と付き合ったのはIが初めてだったようだ。
Iは留学期間が終わり、戻って来たのだが、そこは情熱家、
トルコの彼女を呼び、二人で暮らし始めた。

実はそこまでしかしらない。どうなったのか。
この話を思い出してIの名前でぐぐってみたが何もでないようだ。
もひとつ、Iを通じて大学のLGBTグループとある企画を
行ったことを思い出した。今度はそれについて書きたい。
ちょっと恥ずかしいモデルのようなことをやったことだった・・・
(いや、期待することじゃないです、ホントに)

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嫉妬という感情

良く嫉妬をネタに人間ドラマや事件が起こるけども。
自分はそういうものに無関係と思っていた。
恋愛の場では実際他人と同じ人に惹かれても
後の面倒くささを考え一気に気持ちが冷めたりする。
仕事関係の中での嫉妬なんてアホらしくてすぐ
アホ、で済ませてしまう。
競争、成功、ライバル心などと一緒に、
嫉妬という気持ちが自分には無駄な感情の一つ、という
ように決め付けているところもある。

そんなこともあって嫉妬というのも目の当たりにするのは
長いことなかった。忘れていた感情だった。

人って変わるものだけども恋愛が関わるとこれほど
見たこともない面を出すんだなあ、と改めて思った。
こんな扱い受けたのは思い出せないくらい久しぶりだ。

5年も一緒に働いていたD.
彼は女性から男性(FTM)になったトランス。
ある組織の代表としてDが働いている間、
自分は同等かそれ以上の役割を持って
信頼関係を持って長い期間やってきた。
Dは自分のためもあるだろうが組織のために
技術を発揮してやっていた。
人に物事を頼んだり、教えたりというのが上手くて
ビジネスとしての交流にたけていたから
それなりに人を操る術も持っているというのは
良く感じていた。でも内部の者にはそういった
所は見せなかったしDを代表に持てる事を
誇りにさえ思っていた。

そんな中、とあるLがゲストとして組織に呼ばれた時。
自分は誰もやりたがらない空港の送り迎えや
観光に連れて行くようなことを頼まれ、事前に
それだけはやりたくないので、と断っていたのに
頼まれたから、よっぽどなんだ、と思いしょうがないから
やってあげた。

そしたらまあ、Lとは話も合い、楽しかったので
観光なども一緒に行ったり、食べに行ったりと二日ほど
過ごした。その帰り、組織にLと戻ったら
Dの態度がおかしい。筆者がが話しかけたら無視された。
こんなことは初めてだったので、アレ?と思って
また同じことを話しかけたらまた無視。

そしたらLが
”Dに観光とか食事とか誘われたんだけど
好みじゃないから断ったんだ”
という。
さらに”flowfreeと自転車に乗って公園に行くんだ、
と言ったらDは、flowfreeは自転車乗れないし
全く運動できないよ!。。。あ、でもテニスはするみたいだけど”
と切れ気味に言っていたらしく。テニスは昔してたのを
覚えてたらしいけどもなぜに筆者は自転車乗れないと思うのかー。
一応週に3回ジムにも通うし自転車乗りまくりなんだけどー。

まあとにかく、執拗なDからの嫉妬攻撃はその後の
パーティーでも続き、筆者はショックと驚きで正直対応に困った。

まあ結局Dが”flowfreeとLはイイ関係になった”、と勝手に思った上での
嫉妬だったようだ。まあこれは色々な問題に関わるので
組織レベルの話に持って行っているのだが
そこで聞いたのは実は他の州の同じような組織にLは数週間前に
呼ばれていて、そこの組織の代表と仲の良いDはLの話を事前に聞いていて、
”自分の好みだ”と話していたらしい。
それで会って”良い関係”になるのを楽しみにしていたという。
あと、今までDは誰かを誘って断られたという経験がほとんどないらしい。

Dは正直カッコいい。まあ胸の手術をしたりのホルモン関係の治療を
してからかなり体重が増えているがハンサムで、チャーミング。
オトコもオンナも惹かれるタイプだ。

だけどまあ筆者の自慢にもならないが(^^;)全くの誤解からの嫉妬。
それで5年間築き上げた信頼関係をもリスクに持って行ってまでして、
確認もナシにそんな態度を見せるものなのか。
それとも嫉妬といっても、相手を取られた、というよりも
自分が断られた、というプライドやエゴの裏返しなのかもしれない。

後はやっぱりマッチョなジェンダーのようなところも見えるような。

でも組織にゲストとして来る人間と関係を持つことを期待するのも
いい加減にして欲しい。クイアの人達は出会う場所も限られてるため
みんな甘く見ているところもあるのだが
こういう年がら年中、H相手を探す、という傾向もうんざりだ。

とにかく人間の嫉妬の怖さを思い知った機会だった。
人間の嫉妬心そのものの無駄さ加減をさらに強く感じてきた。

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夜のお祭で神秘的(?)なお話

昼間は左のキレイな済んだ湖のある公園で昨夜は年に一度の夜のお祭があった。
老若男女が手作りのひかりもの(ランプだったり、電球の変わりに蝋燭入れたり)
を持って真っ暗の池のまわりの公園をうろうろと歩く。
その公園の中ではパフォーマンスを行っていて
数メートル先づつ色々な光物展示とか、芸術だったり、
バンドだったり、火を操ったパフォーマンスがあったり、
フリーク・ショーを真似たことをしたり、人生相談なんだか占いだか、みたいなのなど。

まあ真っ暗だし、神秘的な表現活動が多い。
それでおしゃべり大好きな友人と会話。

まあメディアの世界で働いているアジアの国々で
育って働いてきた彼女の愚痴。
日本もそうだけどプロとはこうするべき、こう動くべき、
などという”常識”があるけど文化が違えば常識も違うもの。
こちらでは通じない。
それで気の強い友人は自分の常識を相手に要求したくなるけど
我慢したり、しなかったりでストレス溜りがち。

もし彼女が大金持ちの有名人だったらまわりは
努力してくれるかもしれない。
対等の関係だったらお互いきっと色々あるだろうから
好きにして、とか、私は好きにしているからあなたも好きにすれば、という
暗黙の了解もある。
でも日本で仕事をしてきた人や生活をしてきた人は
やるせない気持ちがなかなか消えない。
”こうあるべき、ああなってるべきでしょ”といつもいつも驚いて怒っている。
まあどこにいってもこれは起こることで。

まあそんな疲れる話よりもちょっと刺激的と思った話を書こう。
彼女はレズビアンなのだが映像で性欲刺激されるものとしては
男性の同性愛者のビデオが含まれるそう。
男同士のHを見ると興奮するらしい。
”自分がトップ(男役の責める方)だったら
ゲイのボトム(受身)とHしてもいいかな、って思う”
とのご発言。

へ〜、そうなんだあ。こんな近くにもいたのね。
こういう自分の性自認と性欲の対象が矛盾する人は結構多い。
レズビアンで女性と恋愛しかしないけど、性欲の対象は
もっと広がり、相手は受身だったらゲイメンでもいい、っていう
(でも異性愛者はダメなんだと)。
だから性の傾向って一概には言えない。
どれを見てレズビアンだか異性愛者か、というのも本人次第
になるからね、結局。
でも彼女はとくにチャーミングで
無邪気な女の子、って感じなのに男性性の自認が強い。
どんなに本人が男性性を感じててもまわりが
そうみるとは限らない。やっぱり服装や話し方などの
全体想で彼女のことをどうしても男性性が強い人にみれないんだよね。
だからそんな子がゲイを食ってしまいたいっていうのが
ちょっと不思議だけど彼女の感情を考えれば不思議じゃないんだわ。

でも異性愛者の男性には偏見があるみたいで。
なんでゲイの受身は良くて異性愛者の受身はダメ?
って言ったらだんだん理解して
”そうだね、ゲイの受身でも良いやつばかりじゃないしね”
と認めていた。

こういう話はクイアの中で話すと面白い。だけどやっぱり
プライベートなことなので二人だけ、とかこの夜のように
真っ暗な不思議な環境だから話せたのかも。
まあ、真っ暗だし、質もまったく日本とは比べ物にならない携帯で
写真取ってたらその友人、”去年写真取ったら変なのたくさん写っちゃってさー”
と言い出した。へっ?ほんとに?とビビリだし、
結局コレくらいしか後は取らなかった。ちなみに写真の明かりは
すべて人が持ってきた明かりで(変なのじゃなくて)す。

そんで自分のずっと持ってたはずのお財布が見つからないのは
この神秘的夜にやられてしまったのか、それとも自分が抜けてただけか・・・

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クイアな銀行広告

これ町の信用金庫の広告。
コミュニティーなどの組織預金(?)を大事にしているところ。
年に一度のクイア映画祭のために作ったものだけど。

わかるかな。。色んなクイアの人たちの名称がズラズラと並んでて。
それでストレート(異性愛者)も入ってて、
みんなにフレンドリーですよ、という。

毎年クイアもウェルカム、みたいな印象の広告を
作るところですがあからさまにここまで表明するのには
関心。

もちろん、これはクイアの人達が経済の重要な部分を握っている、
と認識した上での戦略でしょう。それでも、ね。

こんな所に文化、社会、政治の意味合いを
感じます。

日本だってたくさんのクイアの方達がビジネスのリーダーに
なってるとは思います。
でもまず
1.性自認 2.カミングアウト 3.周囲の受け入れ
最低限必要。

こんな広告を出せるところはこの3つが
バランス良くそろっているような気がします。

さて、日本ではこういった広告が可能な日はいつくるのか・・・
自分はあと100年くらいは必要かと(孫の代かね、最低でも)。
だから何、ってこともありますが。
ちょっと考えてみました・・・ 

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レズビアンになれるよう女優に伝授してみたものの、ドラマで復讐!

ホモフォビアが蔓延る現代社会、クイアがノンケ/ストレイト(異性愛者)の振りをしないといけない、という時がある。振りまではいなくても、そう思われてた方が楽、というときもある。だけどストレイトの女性をレズビアンに見せないといけない、という状況がなんとでてきた。現在北米でやってる、至上初めてのレズビアン世界を中心にしたドラマL−Wordというのがある。あるトランス(女性から男性:FTM)男性がこれにでる女優に教えなくてはならなくなったらしい。右:後で紹介する記事を書いたIvan

このドラマ、ケーブルでやっていて、知ってる人は見ている、という感じだ。80年代初期ごろに流行った映画”フラッシュダンス”の主人公、ジェニファー・ビールスをメインの一人に使うなど、話題性もあり、それと異性愛者男性のレズビアンファンタジーもうまく利用して視聴率を稼ごう、という意図もあり、きれいなお姉さんを揃え、結構人気が出ている。ドラマも一年以上続いている。しかし、クイア女性の中では笑われる内容も多い。

例えば、日本の女性カップルではどっちが男役か女役か見た目では区別がつかない場合が結構ある。これは筆者はなかなかいいことだ、と思うのだが(男・女を同姓の中に作っても作らなくてもいいが、決め付けて、作らなければ、というのは良くないと)欧米は実はまだまだ男のような役(ブッチ)女のような役(フェム)という者同士がパートナーになることが主流だ。筆者のようにどっちでも、なんでもいいのでは?なんて感じているのはほんとにマレ。こっちでクイアとして生きるなら、どちらかはっきり決めたほうがいい、とレズビアン教授にアドバイスされた事があるほどだ(それだけ困っているように見られてたのかも。。。?)

とにかく、カップルに男役(ブッチ)女役(フェム)がいて当たり前のクイア女性欧米文化だが、このL-Word, 写真で見ていただければわかると思うがどれもフェムにしか見えない。みんなおんならすい〜のだ。お時間のある方、この下の横並び写真の中でだれが男役だと思いますか。この人達がメインでカップルが分かれたり、くっついたり、男に行ったり、戻ったり、を繰り返すんです。どうぞちょっと考えて見て下さい。一番下に答えかくので、何番目、というので答え合わせしましょう(笑)


このドラマで最初にドッチラケになったのが主人公とも見られる一番右のジェニー役が婚約者の男を追っかけてきたがレズビアン女性に誘われ気持ちが揺れだす、という設定になっているところ。彼女が男と絡んだり、女と絡んだりするところが多すぎるし、声もわざわざせくすい〜に低く、ゆっくりとやりすぎて自然じゃない。ジェニーは小説や詩を書くのだがその詩が良くない、とファンサイトで評判?だ。

このドラマを始めるに当たって、実はプロデューサーがレズビアン文化に詳しい人物に、連絡をしてきた。”異性愛者のキャストがレズビアンを演じるのにちょっと色々と教えて欲しいんだけど誰か良い人知らないか、”と。このドラマは初めからQueer as Folksというイギリスでの男性ゲイの生活をドラマ化したのが大成功した事実からでた企画で、そっちがDVDセールが凄かったのもあり、L-WordもDVDでたくさんだす予定になっていた。やっぱりレズビアン文化を全く知らないで始めるのもやばい、と思ったのだろう。

それで連絡を受けたのが始めのIvan氏。彼は映画も作るし、本も書くし、ジャーナリストとしても記事を書いている。かれがそのときの話を記事(これはパート2だが)にしていてそれが面白かった。

それによると、彼は女優をあまり知らないので見たことあるかな、くらいしか感じなく、ただ、女優って痩せすぎだなあ、と感じたらしい。で、そんな爪をしてるレズビアンはいない、とか、歩き方はこうだ、とか話し方なども伝授したらしい。それで質問は?と聞いたら女優が、レズビアン文化の映画、Go Fishを例に出して、あそこではこうなっていたので、こうしたらいいですか(実際の内容は忘れた)、と聞いた。Ivanは、失うものは何もないし、と好き勝手に自分の意見を言っていたのでそのまんま”いや、あの映画はいい加減で、あんなシーン、実際のレズビアン文化では見たことないから”などと話していたらまわりがなぜか冷たい空気。シーンとなったな、と思ったら一人が”いや、プロデューサーの一人があの映画を作った人で、その人が言ってたから。。。”と加えた。初めから言えよ、と思ったけどもう遅かった。彼はその日でクビになったらしい。

その後がまた興味深い。お互い、ちょっとしたことで連絡しあったりしてもなかなかL-Word側の返事が遅かったり、ちょっと面倒だったそうだ。ある意味、嫌な気分で関わりは終わったのだがその後に友人から驚きの電話をもらったそう。なんとIvanという名前の出演者が途中から脇役でドラマにでていたのだ。それもIvanと同じくトランスで。だけど彼が怒って、侮辱され、”これは戦争だ!”と言い放ったのはその役の苗字をAcockとした、というのと髪型をダサくされたから。A cockとすれば、後者がコックという、男性性器の意味でもあり馬鹿にした意味の名詞になるし、髪型は見た目リーゼントだが後ろ髪が腰まで長い、という見たことのない恥ずかしい姿だったのだ(写真探したがなかった)。これを自分への復讐だ、と。そして裁判に持って行きたかったが、相手は金があっても自分はないから記事に書くことで消化することにした(実はこういう状況ではみんなが”ここで見た/聞いたことは他に漏らしません”という書類にサインするのだが、Ivanは急に首になったので相手はそれを忘れたらしく、後から後悔の念を示されたそう)。それで記事を公開した出版社も安心して出したのだ。

こんなエピソードも世間が狭いため入ってきた。一つまた興味深いと思うのはあるブッチ女性教授がこれをみて興奮する、と言っていたこと。気持ちは異性愛男性、なのか(フェムな女性同士の絡みに興奮)。始めのシーズン(今はシーズン2、か3)はドラマの方向性があやふやだった感じに見えたが段々、家族の関係や、養子縁組問題や人種問題をリアルに書いて入れたりしている。これからは面白くなるかも。

また思ったより長くなってしまった。。。なんかクイアものばかり書いている気がするけど今度は短めで他のも書きます。(本当はいくつか書いたのですが長すぎてエネルギー使いすぎて載せられなくなってしまいました)

答え:ブッチはここでは全部で3人で、一番左、真ん中(金色、ジェニファー・ビールス)、そして右から3番目のジージャン。いくつ当たってましたかー

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