韓国映画:王の男

リンク: 王の男.

Top とうとう今月の東京国際映画祭で上映されるようです。
12月に一般上映も決定したそうですね。
韓国では4人に一人が観た、という映画。
韓国でセールス一番!となっていたのは
実はこの最近の映画、ホスト が始まるまでは、
ということだったらしく、もう2番になってしまいましたが。
でもいわゆる大金を使った映画でもなくCG(コンピューターグラフィック)を使った技術もなく
ここまで売れたのは韓国メディアも驚いているそう。
この物語は劇場で数年続けて上演されていたようで
映画もそのままの劇場俳優を使っているそうで
有名、ハンサム俳優ナシでここまで売れたというところも映画内容のすばらしさを証明しているようだ。

とにかく俳優さんの演技がうまい!
この画像の3人はもちろんそれぞれ違った味をだしていて
貫禄、迫力、しなやかさ、せつなさなど。。。

でも一番頭に残ったのはこの王様役の人。
なぜならキャラが激しいだけに凄いし怖い。

この3人の俳優さんたちが大人気になって行くのは想像できる。
今は一体どういう活躍をしているのだろうか。気になる。

この中で一番良かったのは男性二人が愛の言葉や気持ちを直接は
表現しないのに手に取るようにわかるところ。
こういうのはきっと今もあるだろうけど
あの時代(1000年ごろ)のああいった状況を
考えると重みを感じられる。

この王様が書いた日記が残っているらしいから
是非読んでみたいと思いました。

 


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第19回東京国際映画祭 台湾映画:一年の初め

リンク: 第19回東京国際映画祭 | アジアの風 - 一年の初め.

今月は東京国際映画祭が開催されるようですね。
そこで上映されるという台湾の映画
”一年の初め”を観ました。

2240I1050989これはとにかく男性出演者がかっこいい。
特に、柯宇綸(クー・ユールン)と多分言われる俳優さん。

演技も抜群にうまかったしこりゃあ凄い若手がいるなあ、台湾には!と思わせた。金城武の次に注目の台湾俳優か、という感じだ。

映画自体はかなり完成度が高い。これも驚き。
ウォン・カーウェイにも負けず劣らずの作品作りだ。
映像の色や編集、ストーリーの構造など。台湾は凄い監督育てるなあ、と
思わせてもらったほど。

それにしても今年観ている日本の映画は(観てないものもたくさんあるので
勝手な主観です)人間観の”マインドゲーム”のようなものばかりで
一人一人の気持ちよりも特定の人間たちのお互いへの強い気持ちが重視されていて、
それはそれでいいとしても観てるほうは重い。重くなる。

それが最近の日本の映画のテーマに自然となってしまっているのか。
日本の近代文化の状況を反映しているのか。

そうかもしれないしそうじゃないかもしれない。

だけど韓国、台湾の評判のいい映画を見ると
日本映画の評判のいいものとの違いを考えずにはいられない。

この”一年の初め”を観た後監督と女優さんも来てたのだけど
私はもう夜中の12時過ぎだったし働いた後だったしで
疲れに疲れて帰ってしまった。

映画の中に出てくる”バタフライ”がなぜ日本から来ている設定に
なるのか、どうしても聞きたかったのだけど
気分悪くなってたし待ちきれなかった。映画を最後まで観るだけども大変だった。

誰かこの映画を見に行って監督と話す機会がある人がいたら
聞いてほしいな・・・

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甘く、殺伐とした恋人 My Scary Girl

P1004405450韓国映画のラブコメディーでは私は”猟奇的な彼女”は楽しんだ。それ以来良くラブコメディー系の韓国映画を耳にするが観てないのでどれが非常に評価されていて、どれがされていないのかあまりわからない。

今回はこの英語タイトル、My Scary Girlというのを観てかなりの勇気のいる?脚本に度肝を抜かれたので書いておきたい。
日本上映はまだなのか、検索してもはっきりと日にちなどはでていない。

Scary 内容は簡単にいうと”童貞”で女性とちゃんと話もできない大学の英文学講師がある積極的な女性と付き合うことができた。でもその女性はたくさん隠し事をしていて、思いもよらない事実を男性は知ることになる。

この映画のおもしろさはこの男性のキャラが際立ってるところにある。彼女の隠していた事実が衝撃的過ぎるのだけど、この真面目でナイーブな男性だからこそできる反応というのが非常に”濃くて”笑えてしまう。

普通隠し事というとちょっと驚くことだけどもこの隠し事はかなり変わっていた。想像していなかった。以下はその隠し事は何か、というネタバレ含めたコメント。

その女性は二股していたもと彼氏を殺害してしまう。その遺体をどう処理するか知人に相談して手伝ってもらっているうちに仲間の男性も誤って刺してしまう。結局二日続けて2体の遺体を埋めるはめになる女性の泥だらけのズボンを見て大学講師の男性は不信に思いながらもラブラブの生活をつづけようとする。あるとき彼女の部屋で死体の一部の指が落ちているのを見つけてしまい、彼女の過去を調べることにした。そうすると過去にも殺人の疑いなどで幾度か逮捕されていることを知った。

ショックを受ける男性。嘘をついていた彼女に怒りと涙で別れを告げたけども一人になって言った言葉は:

”まだ一人殺したくらいだったら何年か(監獄に)食事を運びに行ってやったりして待ってやってもいいと思ったけど、、、殺した人数が多すぎなんだよ〜!!”

このコメントに私も観客もかなり笑った!

 

後々、彼は仕事でシンガポールに行き、一人で観光写真をとってると

国外に逃亡に出た彼女と偶然出会う。久しぶりーという会話のなか、
”ああ、そういえば君が山に埋めた死体がでてきた、って最近ニュースでやってたよ”
なんて笑いながら話す二人(爆)

”もう一生韓国に戻れないと思うからこれで会うのが最後かもね”という彼女に彼は、
”時効が過ぎたら戻っておいでよ。また会おう”
と伝える。そして終わり。

こんな映画の終わり方ってあったでしょうか(笑)
私には衝撃的でした!

この映画の監督の話も聞いたのだけど、彼は本当は彼女が逃亡する、と言っていたイタリアに行きたかったのだけど予算がなかったので近場のシンガポールにした、とのこと。結構違和感なかったです。

だけどこの主演の男性、パク・ヨンウがこれまたいい味出してて
私は一人で大笑いに苦笑いに含み笑い、とかなり
楽しませてもらいました。(家に戻って思い出し笑いもしちゃいました)

結構残虐な女性の映画で、そして音楽は私は嫌いでしたが
このユーモアを経験しなきゃ損、と思わされた興味深い映画作り、
映画作品でした。

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韓国映画 グエムルー漢江の怪物

10f
殺人の追憶、という映画を作った韓国の監督の最新作、
ホスト(とりあえず英語タイトルです)を観た(後に日本タイトルは、グエムルー漢江の怪物判明)。
韓国のHans Riverという川に大きな怪物が住み、色々な人間を襲う。屋台で軽食を売って暮らしている家族の娘が捕われ、その娘を取り返そうと一生懸命に家族が戦う様子を描いた映画だ。

10p 映画を観たときはこの監督が来ていて観客と質問コーナーももうけられていた。監督は結構うまい英語で色々と説明してくれた。それによると昔からその川に、未確認怪物がいる!という噂があったようで、監督は以前からモンスター映画も作りたかったから映画にしたらしい。ただこの映画の企画をしたときはこれほど多額のお金が使えると思ってなかったので大掛かりな映画になったのには監督自身も驚いているようだった。

前回の”殺人の追憶”とは全く違った路線の映画だった。結構モンスターはそれなりに動きなどもリアルで一般の人たちも観たら結構最後まで楽しめそうだ。物語の内容にアメリカ政府(に従うだけの韓国政府)の批判的視点もかなり強く入っていてそれも興味深い。

ただ監督自身は政治的な意味を中心にしたつもりはないそうで
それ以外のところもしっかり楽しんでほしいとのこと。

さらに、カンヌでこの映画を上映したときはなんとアルジャジーラテレビ局の
記者が”この化け物はアメリカを象徴しているのか”と聞いてきたそうで、監督はそれほどシンプルなことではないんだ、と説明してちょっと困った、と言っていた。笑えるエピソードだ。

10f1 化け物はかなり巧妙にデザインされていて動きもすごい。サウンドエフェクトも映画の恐怖と興奮をあおる。なんと化け物をデザインして選ぶまで一年半かかったらしく、化け物も数百ある候補からやっと選んだらしい。
HRギーガーというエアブラシを使った凄い迫力のこわ〜い感じの絵を描く人のデザインをベースにされた怪物は一時HRギーガーファンだった私にとっては”モロだなあ”という感想。HRギーガーは映画”エイリアン3”かなんかの頭が長いエイリアンをデザインした人だ。

10f2 私は主演の俳優、ソン・ガンホがこの映画でかなり好きになった。殺人の追憶ですでに凄い俳優だなあ、と感動してたが今回みてかなり入れ込み観てしまった。監督も”この映画はブラッド・ピットのような美形俳優を使ってる訳でもなく、たんに一般の人間がヒーローのように一生懸命家族を助けるところを見せたかった”と言っていたがソン・ガンホがやる役だからこそみんな気持ちも入れて観られるんだなあ、と彼の演技のすばらしさを再確認。この人と日本の古田新太の競演なんてあったら面白いだろうなあ。

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映画「ゲド戦記」への、作者アーシュラ・K・ル=グウィンの反論

リンク: HOMEGROWN | 映画「ゲド戦記」への、作者アーシュラ・K・ル=グウィンのコメント.

最近一部ネットでかなり騒がれていたことに
ジブリ映画、”ゲド戦記”への元祖作者反論事件があった。
物語のもとの本”アースシー”を書いた
アメリカ人作者、アーシュラ・K・ル=グウィン
さんが日本でこの映画を見たファンから
たくさんの疑問や反論を得たため
自身のオフィシャルサイトで映画への
反論、ジブリへの疑問を表明したため。

事件と書くのはこの作者が、
(”もう契約の内容に関わることが多いから
今さら言ってもどうにもならないが”)
”話と違う!”ということが多々あったことというのを
中心に書いているから。

宮崎駿監督にとってもらえるなら、
と始めは思っていて頼んだが監督はリタイヤするから
できない、だから息子に、という話だったという。
監督がほとんどを監修する、という話を聞いて
約束したのだけど結局はそうではなかった。
それと今手がけている次の作品は駿監督が
手がけていることを知ってさらに失望したという。

あと内容がかなり変わっていて、その変化され様に
も失望した、という。意味もなく息子と父親が対立
するところや、様々な人種がいるなか作者はもともと

わざと”白人”ではない

人たちが検討して前に向かっていく様を描いたのに

映画ではなかなかそれが伝わっていない、など・・・

作者の翻訳、要約へのリンクが上のリンクにあります。
加えて、作者ががっくりきた出来事の中に
実際に息子が映画を上映しに来たときなどの
色々なエピソードがあるのだけど
息子のゲド戦記ブログを見るとかなりの
誤解も見られる。息子、ポジティブに取り過ぎか。
そんな様子も上のリンクにのってる。

これらの誤解を生んだもとの原因は

ジブリ映画をすべてプロデュースした鈴木敏夫氏
による売れるための仕掛け、演出だ、という話もある。

このニュース でも言っているが
息子が父親と対立するというこの映画のためだけに作られた
内容は、ジブリの駿監督と息子の関係が良くない、と
言われる状況に重ねられるため話題にもなる、

という見解で演出されてるのでは、
と見る人も多いようだ。

作者のル・グウィンは、鈴木氏と会ったときの様子
について”映画上映の後、うちでたくさん人を
呼んでパーティーを開いたが彼は一人で庭で
逆立ちしたいた”などとコメント。

それでゲド戦記を検索しても鈴木氏の
インタビューがたくさんあり、彼はなんども
”未だに宮崎(駿監督)と息子は同じ部屋にいても
口ききませんよ”と強調するように言っているようにも
思える。

正直私は珍しいくらいジブリ映画を見ないし

ドイツ人の友人からDVDもらっていて、それも大好きな

猫がでる内容だ、と言われてもなぜか体が動かん。

そりゃあ凄いし感動する内容もたくさんあるだろうけども

これらのアニメを何かの戦略に使われていそうで

ちょっと怖い感じがする。なぜなら凄い人数の日本人が見る

アニメ、って怖いでしょ。もちろん色々なメッセージが

”戦略的に”細かく入れられていることもあるだろう。

ジブリもどこかと繋がっているという噂もある

し。まあ映画は色々なものを評価するし多くの人が既にしている

ものよりも私はいわゆる”B級”を宣伝していきますだ。

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女性に惚れられる宮沢りえ、演技うま~

2001年にモスクワ国際映画祭で女優賞を取ったこの映画、

DVD 華の愛 遊園驚夢

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発売日:2002/12/20
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1930年の中国が舞台。
いわゆる倶楽部で歌を歌っていた宮沢りえ役の
ジェイドがお金持ちロン家の第5夫人として嫁ぐ。
贅沢な暮らしができても金持ちで
刺繍や麻雀など以外特に何にもやることもなく
結局アヘンのとりこ。

旦那の従姉妹にあたる女性、ランは良く男装を
しているのだが美しくて淋しそうなジェイドが気になって仕方がない。
アヘンを吸うジェイドを眺めながらもその煙の向こうに見える
ジェイドが美しすぎてアヘンをやめろと言えない、などという。
Photo




こんな話しをしたあとからかなりエロティックで
ポワ~ンとしてゆっくりな映像や仕草、
男性の裸、汗、ジェイドとランの
トロンとした目線がうま~く絡まり
とってもせくすい~な方向の物語に。

ランはジェイドが好きなのにジェイドの男遊びを
手助けしたりする。そしてジェイドに惹かれる自分が許せない、と
日記に書いて結構な苦悩を感じるのだが
ランの学校に筋肉質若造先生が来て
ランはフロに入っている彼を見て興奮。
二人はエッチをしちゃってランは今度はこの男との興奮振りを
日記に書く・・・

ランと若造教師の密愛をジェイドに発覚された時
ジェイドは一人で山へ散歩しすすり泣く・・・
やっぱりジェイドもランが好きだった。
だけど許されない愛、という感覚から現実の気持ちから逃げていたよう。

しかしラン役のジョイ・ウォンも後から素晴らしく
エロティックな演技を見せる。
でもでも私は宮沢りえの演技にたまげたー。
結構彼女の映画は最近もイッセー尾形と
主演したトニー滝谷など見ていて
結構感心していたのだが
このエロティックな役がスゴイうまいので
どびっくりだ。

トニー滝谷 プレミアム・エディション DVD トニー滝谷 プレミアム・エディション

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2005/09/22
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でも一番凄かったのはこの映画、華の愛のヨン・ファン監督の
艶やかな色使い、そしてなめらかなイメージの動きだ。
これらが宮沢りえのエロティックな視線をたっぷり生かしている。

この監督の作品をこれからももっとみたくなったー。

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成瀬巳喜男監督の描く女性像に感動

女が階段を上がるとき、鰯雲、乱れる、を観た。
去年は監督の生誕100周年記念ということで色々なイベントがあったらしいが
私は無知だった。この人の映画には気持ちを動かされた〜。

良く小津安二郎と比較されるらしい。二人とも女性を主に描く事が多い。
普通の女性が崩れて行く様や普通でない状況の女性の大変な日々。
でも成瀬の”浮雲”を観て、小津は”自分にはできない作品”と称えたという。
成瀬の映画のそれぞれのタイトルやまとめ、写真がここで見られるけど、最後の加山雄三出演の”乱れる”には
なぜかまとめがない。

加山雄三が25歳の青年の役をやっているのだが始めは
この人の青大将とかなんとかの映画の”ダイコン役者”振りの印象があって
期待できなかったんだけど後に申し訳なく思った。
この彼の”棒読み”かと思われた演技が実はちゃらんぽらんな
フリーターのような男性の像にぴったり合っていたように見えたからだ。
演技していないように見えて実はしているようで、
実生活は女と遊んでいるが実は一緒に長く住んでいた義理姉が
好きだった、という不器用さがうまく描かれていたようにみえた。

今思うと、”女が階段を上がるとき”でもホステスのママをずっと好きな
マネージャー役の男性が告白できないからお店の女性に手をだす、というのと
そっくりな設定だ。こういうのが成瀬はいいのかね。

まあしかし、加山雄三に戻すと最後のどんでん返しが良かった。
全然想像しなかった、ワイルドなエンディングは小津には見られない気もするが。

とにかく成瀬監督も小津監督もそれぞれ好きだが
二人の描く女性の中では成瀬のモノの方ちょっと好きかも。

女が階段を上がるとき(1960)は去年ドラマ化された松本清張の黒皮の手帳(原作1983)
にそっくりな部分があるのが結構驚いた。ホステスの話、手帳を持って銀行員に
お金を借りに行く、主人公のホステスバーのママの暗い、淡々とした口調で
続くナレーション。そっくりでんがな!と思いましたが。

成瀬作品、買いたくなってきたなあ。。。

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映画Takeshi's を観て

実はちょっと前に観ていたんだけども今書いた方が楽に書けると思って
ちらっと感想を。
ワタクシ実は北野監督の映画はそれほど観ていなくて、
特に海外で有名になるまでは見てなかったのです。
北野作品が好きな人のサイトなどを読むとソナチネがイイ、とか
その男凶暴につき、がイイ、とかそういうのを良くみるので
それを観ないとこの監督作品が特に好きかどうかはわからないのですが
それらは結構暴力的な映画であまり好んで見ようとしないものだったんです。

で観たものというと:花火、dolls、座頭一 そしてこの Takeshi’s。

それで一番好きで、かなり個人的にも気に入ったのが
このTakashi'sでした。
内容は結構サブカル的で、海外で現在一番注目されている日本の映画のジャンルというと
三池崇監督や塚本晋也監督などのドギツイ、強烈でエッジーなモノだったりするのですが
Takeshi'sを観たときは北野監督もこれらの監督の作品見すぎたかな、なんて
思ってしまったほど筆者の趣味に合ってました。

面白かったー。ちょびっといわゆる、B級っぽさのとこが。

以前に観たっていう始めの3作品はちょっとmainstream向け(一般にも好かれるような)
のような気がしました。
そんで”座頭一”は先週末にまた観たんですけど
トランスジェンダー的なキャラを入れたのは
なかなか考えてるな、と思ったし、
畑仕事や大工さんの動きや音をリズミカルにパフォーマンスとして
入れたり、ダンスを皆がやって物語の展開的にはめちゃくちゃなものも
結構脱構築された映画構成で面白いな、と思ったのだけども
作品自体の大まかな感想は逆に70年代の座頭一のドラマのを作った方たち
の方に行っていました。
評価は正直あのドラマスタッフがどれだけスゴイか、というのが
理解できた気がして、ドラマの方のスタッフが監督をする機会を
与えられたらかなりの評価を受けるだろうし受けるべきなのでは、と思ったのでした。

それでTakeshi'sは後からも色々と考えられたりする
面白さが残るもので、あるファンの女性、デブキャラなどの不気味な行動や格好が
また映画の内容を何度も面白くさせると思ったのでした。

ってことでこのTakeshi’sを観て、北野監督の
昔の作品を見てみたい、と思い始めています。
サブカルファンにはこの新しい映画はたまらないんではないかなー。

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血の雨: 血と拷問とクラシック音楽が放つ凄まじい映画!

血の雨 Blood Rain (2004) -という韓国映画を観てきました。
捜査官が殺人事件を解決に島に来る話。
韓国はこの手の映画すんげー多いですね。
殺人の追憶、でしたっけ?これもそう。これはスンバらしかったー・・・
最近書いたDuelistもそう。
そしてこの血の雨も。ただこの二つは昔の話で。
血の雨は19世紀のお話。
物語はとっても深くてここの韓国映画 血の涙:作品紹介で書かれているのでどうぞ
参照して下さい。

ホラー映画ではなく、ミステリーだそうですが。
以下はちょっと自分の印象でどうにもホラー、というか
内容の深いスプラッタSM映画に考えてしまっているので苦手な人は読むのストップ!

*アジア映画のレポが多い、と思われるかもしれませんが
一応アジア以外のも結構観てるんですよ。
ただ北米にいると欧米映画ばかり観る機会が多くてアジア系の映画がなかなか観られない。DVDなどの選択視も欧米系ほどはあまりないので
アジア系を優先しています。
そしてアジア系を観て文化や歴史を感じられたりするので結構観ているんですが
まだまだ勉強不足の自分には新鮮に見えるものが多いんです。

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ミーハーになってしまったとです。

今回あんまり内容がないと思います。すいません。
感想を言いたいのは韓国のマンガを元に映画化された時代劇風の:::::??duelist:::::

結構中国のチャン・ツイイーが出そうな美しいチャンバラ劇が見れるのですが
この中のジェンダーの絡まりがおもしろい。
主人公の若い男勝りの役人(映画では刑事と呼ばれてました)役の小柄の女性は
喧嘩っ早く、叫んでばかり。胸をサラシで巻き、歩き方も話し方も男で剣を使いこなす。

それに対して敵の鬼のようなマスクをつけた男。長髪のさらさら黒髪。マスクがはずれると
切れ長の悲しい目。中性的なスラッとした敵。ダンスのように美しく舞ながら剣を使う。
でもアニメのような顔だな〜と思ったら最後に漫画を映画化
とあったので納得。

正直演技はこの女性と彼女を訓練したベテラン役人が目立ち、
ほとんど話さない役の敵の人。だけど目ばかり強調され結構ドキドキ。
まったく予定になかったのに遅ればせながら韓流ブームにのってしまおうか、
と思わせる魅力をこの兄さん、放っていました。
名前やプロフィールをチェックしたら:
カン・ドンウォン:プロフィール
でちょっと学び、インタビューもチラッと読んだら
24歳、サッカーが好きで”俺について来い!”の男らしい方のようです。
実際はずえんずえん中性でもなんでもないみたいですが
ちょっといしだ一成の初期をもっと格好良くした、みたいな感じにみえますが。

まあ、女性もかなりジェンダーをクロスしてたので良かったです。
でも言葉のない演技で性欲刺激される、っていうのも
現実逃避ですね。イイトコだけ取っちゃって満足してる、っていう。
韓流ファンもみんなそうなんでしょうか・・・
韓流ブームの原点を見た?ような経験ができた映画でした。

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