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韓国映画 グエムルー漢江の怪物

10f
殺人の追憶、という映画を作った韓国の監督の最新作、
ホスト(とりあえず英語タイトルです)を観た(後に日本タイトルは、グエムルー漢江の怪物判明)。
韓国のHans Riverという川に大きな怪物が住み、色々な人間を襲う。屋台で軽食を売って暮らしている家族の娘が捕われ、その娘を取り返そうと一生懸命に家族が戦う様子を描いた映画だ。

10p 映画を観たときはこの監督が来ていて観客と質問コーナーももうけられていた。監督は結構うまい英語で色々と説明してくれた。それによると昔からその川に、未確認怪物がいる!という噂があったようで、監督は以前からモンスター映画も作りたかったから映画にしたらしい。ただこの映画の企画をしたときはこれほど多額のお金が使えると思ってなかったので大掛かりな映画になったのには監督自身も驚いているようだった。

前回の”殺人の追憶”とは全く違った路線の映画だった。結構モンスターはそれなりに動きなどもリアルで一般の人たちも観たら結構最後まで楽しめそうだ。物語の内容にアメリカ政府(に従うだけの韓国政府)の批判的視点もかなり強く入っていてそれも興味深い。

ただ監督自身は政治的な意味を中心にしたつもりはないそうで
それ以外のところもしっかり楽しんでほしいとのこと。

さらに、カンヌでこの映画を上映したときはなんとアルジャジーラテレビ局の
記者が”この化け物はアメリカを象徴しているのか”と聞いてきたそうで、監督はそれほどシンプルなことではないんだ、と説明してちょっと困った、と言っていた。笑えるエピソードだ。

10f1 化け物はかなり巧妙にデザインされていて動きもすごい。サウンドエフェクトも映画の恐怖と興奮をあおる。なんと化け物をデザインして選ぶまで一年半かかったらしく、化け物も数百ある候補からやっと選んだらしい。
HRギーガーというエアブラシを使った凄い迫力のこわ〜い感じの絵を描く人のデザインをベースにされた怪物は一時HRギーガーファンだった私にとっては”モロだなあ”という感想。HRギーガーは映画”エイリアン3”かなんかの頭が長いエイリアンをデザインした人だ。

10f2 私は主演の俳優、ソン・ガンホがこの映画でかなり好きになった。殺人の追憶ですでに凄い俳優だなあ、と感動してたが今回みてかなり入れ込み観てしまった。監督も”この映画はブラッド・ピットのような美形俳優を使ってる訳でもなく、たんに一般の人間がヒーローのように一生懸命家族を助けるところを見せたかった”と言っていたがソン・ガンホがやる役だからこそみんな気持ちも入れて観られるんだなあ、と彼の演技のすばらしさを再確認。この人と日本の古田新太の競演なんてあったら面白いだろうなあ。

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