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心理学的アプローチの失敗

同僚の日本人兄さんは心理学を使った教育をしているらしい。
しかしどうみてもまだまだ修行中のようんだ。

先日、とうとう鬱病だと告白した上司と話していたとき。
上司が
”ねえ、聞いて、彼、この前私に怒ったのよ!”
と言ってきた。

日頃イエスマンを演じていて、周りで何が起こっても何もおきてない振りをする彼。
上司に明らかに利用されそうになっていたときも
”はい、わかりました”とすぐ返事をする人だ。

だからその彼が怒った、と聞いて正直私は怖くなった。
普段イエスマンが怒る、っていうのは
溜まりにためた怒りのような気がしたからだ。

一度その彼が大学の政治上結構危険なことを頼まれているときに私が
”アレ、まずいんじゃないの?その頼まれたことをしたら
第三者に大変な迷惑にもなるでしょう。私だったら間に入るのはちょっと・・・とか言うけどなあ”
という話しをしたことがあって、彼は
”ああ・・・そういう時って僕あまり話を聞かないようにするんですよねえ・・”
と問題にはかかわりたくない、逃避を続けてそれでもだめだったら
その時に、というやり方のようだ。

そしてその彼が何に怒ったかというと、事実、
この件に対してだったらしい。
上司が
”ほら、あの以前言ってた、彼に調べてほしいことがあったでしょう、
それを聞いたらね、話してくれたんだけど
もう数ヶ月前に聞いたことだし、もっと早く言ってくれれば良かったのに、
と私が言ったら

僕だって一昨日わかったんですよ!!

って怒鳴ったのよ。私びっくりしたし怖くてその場はごまかしたけど・・・”

ああ、やっぱり想像したとおりだ・・・

実はこの彼には事前にこの件のことは聞いていた。
でも上司にそのことを聞かれて、うっかり話してしまった、ということだけで
怒鳴った・怒った、というのは全く話してくれてなかったけど。

この彼、その後まずいと思い、迷惑のかかりそうな第三者に
連絡を取り、当人の家にまでいって説明をして、結局大丈夫と言われたらしいのだけど
この第三者も、これは学部の一番偉い人に言わなきゃ、となり、
この兄さんも偉いさんとアポを取り、話してきたのだ、という。

しっかしね、この兄さん。
普段から心理を使った教育だかなんだかと言っていますが
もっと他にやり方あったんじゃねえの、と私は思っています。
もちろん、誰が一番悪いか、というとこの話しをふっかけた上司で
立場の弱い下に位置する彼に何かを頼むのは
彼も選択の余地がない、と思って嫌だけど言えない、という内容だったのかもしれない。

でもねえ、私だって言わなくても良いようなアドバイスというか一例を
わざわざ彼の立場を思って言ってやってさ。
それでも返事は”今は考えたくない”みたいなものでさ。

正直その時にうまく向き合う交流の仕方など考察してたっていいはずだし
(以前umepochiさんが言ってたアサーションの話しも実はこの件の時に彼としていたのに)
この兄さんは逃げて、逃げられないときに怒鳴って怒る。

最悪じゃねえ?

正直言葉の暴力は暴力ですから、一番救いようがないやり方だ。
イェスマンから普通のDV男のようになってるよ、なんだか。

それに始めに、間に入るのは・・・、だのなんだの色々と相談する形で上司に
伝えておけば、彼自信は上司からよく見られず居心地の悪い一学期を過ごさないといけなかったかもしれない。
だけど彼がそれをうまく(心理アプローチでもなんでも使ってさ)
一人で抑えておけば
第三者にも話しが行く事はなかったし
学部の偉いさんにも話しが行く事はなかったよ。

まあ、行ったとしてもさ、最低でも自分の意見で相手と多少交流を図り、
向き合う、というのが許される北米にいるんだしさ(彼も北米在住暦は長い)
心理と教育とか言ってるなら問題を受け入れどうするか自分で
戦ってやっていくべきなんじゃないのかなあ。

それに今はこの上司のおばさん、すんげー立場やばいじゃん!

特にどう考えたって告白される前からこの上司は心の問題があるというのは
明らかだったし相手が子供じみた真似をするほど私はしたくなくなるし
仕返しとか復習とかアホらしいのでもっと建設的に物事を持っていくけど
この兄さんにはがっかりだー。

っていうかあんたもっと学習しろ。それからちゃあんと他の
心理のアプローチをうまくしている人が恥ずかしくならないような
行動を取っていこうね。

とも思ったけど、結局自分の立場を良く見せたい、相手なんかどうでもいい、
そういう考えが元にある、良くいるアホアホ教育者なんだったら
こんなこと私が考えても時間の無駄、ってことなんだろうか。

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