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DEAREST FEMINISTS 親愛なるフェミニストへ

特に日本でいうアカデミックな中でのフェミニストの方たちは
自分の私生活とフェミニストの観念が矛盾している方が多い。
仕事関係や恋愛関係そして家族関係の中での男性、女性などと関わる人間関係の中での矛盾だ。

もちろん、矛盾したっていい。誰でもどこでも完璧はない。ただ、その矛盾をどうやって扱うか、ということにもっと頻繁にスポットライトを当ててもいいのではないか。

矛盾が起こるのが日本だけではないのはもちろんだ。だが北米での”私生活とフェミニズムは
分けられるものではない”、というのが基本的な理論でそう教育を
受けることが多いのに比べ、日本で出会う学界のフェミニストの
方たちは開いた口が塞がらないほどその矛盾を疑問視した
様子もみせないし、あるいは隠そうとしているのかもしれないし、
それを”仕事と私生活を一緒にできる訳ないじゃない”という
矛盾して当然、のような理解や姿勢を感じることが多い。

それを筆者が初めて目の当たりにした時はとっても戸惑った。
批判したいけども教育の文化が違うだけかもしれないし。
そしてそれなりの事情があるのかもしれないし。

北米の学界でフェミニストというとそういった態度や姿勢を
意見のシェアの仕方から見られたりもする。
力関係をなくそうという試みから生徒から教授、教授から生徒へ、
発言の態度などに見える気遣いがある。もちろん尊重を持って。
でも日本での人間関係からくる”上下関係”というのをフェミニズム観念の中で
崩そうとしない限り、態度や姿勢で出せないし恐らく死ぬまで矛盾するだろう。

フェミニズムに何十年、年百時間、何万分と時間をかけて、
エネルギーを費やし、お金ももらい、払い、と活動している人達。
人間、いつ病気になったり、事故にあったりするかわからないもの。
筆者の家族も病気で去年車椅子になっています。
それでも自分をだまし、正当化し、世間をだまし、他人を批判し、
自分自身を受け入れようとせず、矛盾をいつのまにか
”日本文化的であり自然なフェミニズムの構造”
として扱っていることに貢献して
生きていくんでしょうか。
そういった行為に何百時間、エネルギー、お金を払った人、もらった人の
価値はでるんでしょうか。

もっと考えて欲しい。感じて欲しい。
少しづつていい。一人から始まってもいいし、仲間と決意してもいい。
相手がどんなに権力を持っていようが、権威を出し脅して来ようが、
自分の信じる直接の意見をたまには表現してもいいのではないか。

自分の仕事の場が危なくなる?
せっかく決まりそうな仕事もダメになるかも?
〜に嫌われてもう仕事が入らなくなるかも?
もう”先生”と呼ばれなくなるかも?

あのね、世界の終わりではないんです。
そういう気持ちになるのはわかるけども
生き方というのを考えながら仕事を続けることは可能だと思う。
人生は自分を主人公にしたドラマである、
と誰かが言ってました。
あなたが主人公。権威や権力を保とうとして
矛盾に貢献することを批判に見たいのなら
それを堂々とすればいい。
あなたの支持者は必ず増えるでしょう。
筆者もまだまだ修行中。
一緒に目的を持ち、見えないところからでもいいから初めてみるのはどうでしょう。
応援します!!!

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コメント

2005-08-30 00:07鍵コメさん、初めまして、コメント有難う。なるほど、お気持ちすんごくわかりますよ。戸惑うと思います。自分もマイノリティ、というグループはジェンダー、セクシュアリティーだけではなく、人種や身体的違い("障害者”)の中のダイナミック的力関係では構造同じだと思っています。おっしゃるように、全部への理解や勉強は大変だし、矛盾とも共存していかないと先に進めないのかもしれません。こういった事実を友人とも話し合って、グチを聞いてもらい(^^)その矛盾の壊し方を論じて行きたいですよね。どうぞまたお話お聞かせ下さい。そちらのリンクしてもいいかな。

投稿: flowfree | 2005/08/31 01:17

nicoさん、全く同感です。ダブルスタンダードの良さ、というのもありますよね。そしてアカデミアの日本の構造はこれまたなっかなか壊れないですよ。この構造がそれこそ昔から男性しか入られなかったものだったし、それに賛同する女性がやっぱり歓迎されるし、その中でとても権威的なフェミニスト教授を”かっこいい、頭いい、素晴らしい”と崇拝している方もいて何も言えなくなるという現実も。なかなか変われない、っていうの大変です。何からやっていけるのか、考えて行きたいです。

投稿: flowfree | 2005/08/31 01:10

大統領、残暑に力でてきましたワ^^お互いラディカル願望があるのは共通ですね^^それと”研究者としてのプロ意識を重視”っていうのも激しく同感。正直私達の様なタイプはアカデミックでの風当たり強いと思うのですが
負けずに斬りまくって行きたい、という気持ちあります。やっぱりやりにくいという状況はあるので徐々に、いつもなんのためにやってるのかとか考えるようにしたり後悔しないようにやれるよう生きて行きたいっすね。

投稿: flowfree | 2005/08/30 13:03

言ってることとやってることは別とか、現実はなかなかそうもいかなくてって感じで、わりと気楽にダブルスタンダードを生きれるのが、日本人の良さでもあるのですが、これは悪い例ですかね。おまけに「アカデミア」の構造問題もからんで、なかなかむずかしい問題でしょう。ポリティクスが、なかなか変われない理由もここにある。

投稿: nico | 2005/08/29 23:14

flowfree様
 ちゃっす!
 残暑に燃えてますねえ〜♪
>自分の信じる直接の意見をたまには表現
 I agree!!
 研究者たる者、ラディカルでありたいですよねっ。
 物事を捉える際の批判的精神も大事。
 そこが、職業学者か、プロ学者かの分岐点のひとつかもしれませんよね?職業・地位・給料・名誉・・と信条・信念・姿勢・正義感・・・のどちらを優先するのか・・・。
 もちろん、実生活ではどちらも大事なのですが、研究者としてのプロ意識を重視したいですよね〜。ってこんなこと主張できるほど経験ありませんが(笑)
 わたくしの業界にも大いにあてはまる問題でござーますだ。ほんま。

投稿: huimuseum | 2005/08/29 22:22

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